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空き家を売却したり、相続した実家を手放したりするときに、「残置物」という言葉を目にすることがあります。

残置物とは、簡単にいえば、家を使っていた人が退去した後などに、その場所に残されている家具や家電、生活用品などのことです。

たとえば、

  • タンスや食器棚
  • テーブルや椅子
  • ソファやベッド
  • 冷蔵庫や洗濯機
  • テレビ
  • 食器や調理器具
  • 衣類
  • 本や雑誌
  • 趣味用品
  • その他の生活用品

などがあります。

空き家になった実家では、このような物が大量に残っていることもあります。

しかし、家を売ることになったからといって、残っている物を何でもすぐに処分すればよいとは限りません。

重要書類や貴重品が残っている可能性もありますし、売却を検討できる物が含まれている場合もあります。

この記事では、空き家の残置物について、家を売る前に確認しておきたいポイントを紹介します。

残置物とは何か?

残置物という言葉は、特定の物だけを指すものではありません。

その家や部屋に残されている家具、家電、生活用品などをまとめて「残置物」と呼ぶことがあります。

空き家になった実家であれば、

「親が使っていた家具」
「長年保管されていた家電」
「押し入れの中の荷物」
「物置に残った道具」

なども残置物として扱われることがあります。

つまり、残置物は「価値のないゴミ」という意味ではありません。

まだ使える物や、売却を検討できる物、家族にとって大切な物なども含まれる可能性があります。

空き家を売るなら、残置物の扱いを最初に確認する

実家を売却することになった場合、まず確認したいのが「家の中に残っている物をどうするのか」ということです。

不動産会社に売却を相談するときには、

「家財がかなり残っている」
「大型家具がある」
「家電もそのままになっている」

という状況を伝えておきましょう。

売却方法や契約内容などによって、家財の扱いについて確認すべき事項が変わる場合があります。

「家を売るのだから、当然すべて空にするもの」と自己判断せず、まず関係者に確認することが大切です。

残置物の中に重要な物がないか確認する

残置物の整理で最も注意したいのが、処分してはいけない物が混ざっているケースです。

たとえば、

  • 通帳
  • 印鑑
  • 現金
  • 保険関係の書類
  • 不動産関係の書類
  • 契約書
  • 年金関係の書類
  • 鍵
  • 貴金属
  • 写真
  • 手紙
  • 思い出の品

などです。

特に、空き家の所有者が亡くなっている場合や、相続に関係する場合は、書類や貴重品の確認を先に行ったほうがよいでしょう。

内容が分からない書類についても、すぐに処分せず保留にしておく方法があります。

残置物の中には「売却できる物」もある

残置物という言葉から、「全部処分する物」という印象を持つかもしれません。

しかし、実際にはさまざまな物が含まれています。

たとえば、

  • ブランド品
  • 時計
  • カメラ
  • レンズ
  • 楽器
  • オーディオ機器
  • 工具
  • コレクション
  • 一部の家具や家電

などです。

もちろん、これらがすべて買取できるわけではありません。

メーカーやモデル、状態、付属品、需要などによって評価は変わります。

ただ、「残置物だから処分する」と決める前に、売却を検討できる物がないか確認することには意味があります。

古い物や使っていない物にも注意する

空き家では、長年使われていなかった物がそのまま残っていることがあります。

たとえば、何十年も前のカメラや時計、古い楽器、工具、趣味用品などです。

現在使っていないからといって、必ずしも価値がないとは限りません。

一方で、古い物なら何でも価値があるというわけでもありません。

そのため、

「古いから捨てる」
「使っていないから捨てる」

とすぐに判断するのではなく、価値が分からない物はいったん分けておくと安心です。

大型家具は残置物の中でも整理に時間がかかる

残置物の中でも、特に扱いに困りやすいのが大型家具です。

タンス、食器棚、ベッド、ソファ、テーブルなどは、物そのものだけでなく搬出についても考えなければなりません。

たとえば、

  • 玄関から出せるか
  • 廊下を通れるか
  • 階段を使えるか
  • エレベーターがあるか
  • 分解できるか
  • 搬出するための人手があるか

などです。

空き家の2階などに大型家具が残っている場合は、処分するにしても売却するにしても、搬出方法を事前に考えておく必要があります。

家電は処分方法にも注意する

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどの家電は、一般的な家具とは処分方法が異なる場合があります。

また、比較的新しい物であれば、状態や需要によって売却を検討できることもあります。

そのため、家電については、

「製造年」
「メーカー」
「型番」
「動作状態」

などを確認しておくとよいでしょう。

処分する場合も、家電の種類に応じた適切な方法を確認することが大切です。

残置物を全部まとめて処分する前に

空き家を早く売却したいと考えると、残置物をすべてまとめて処分したくなるかもしれません。

しかし、急いで一括処分すると、

「重要書類まで捨ててしまった」
「思い出の品を処分してしまった」
「売却を検討できる物まで捨ててしまった」

ということが起こる可能性があります。

そのため、まずは残置物をいくつかのグループに分けてみましょう。

残す物

家族が保管する物や、今後必要になる物。

譲る物

親族や知人など、引き取りたい人がいる物。

売却を検討する物

価値があるかもしれない物や、状態・需要から売却を検討できる物。

処分する物

再利用が難しく、売却や譲渡の予定がない物。

保留する物

価値や必要性が判断できない物。

このように分類しておくと、残置物を一気に「不要品」として扱わずに済みます。

残置物の処分は、誰に依頼するのかを確認する

残置物が大量にある場合、自分たちだけで処分するのが難しいこともあります。

その場合は、依頼する業者がどこまで対応するのかを確認しましょう。

たとえば、

「家財の仕分け」
「家具の搬出」
「不用品の処分」
「買取できる物の査定」

は、それぞれ内容が異なります。

すべての業者が同じサービスを提供しているわけではありません。

特に「処分」と「買取」は別のものなので、何を依頼したいのかを整理してから業者を選ぶことが大切です。

買取業者に見てもらう場合も、すべて買い取れるとは限らない

残置物の中に売却を検討できる物がある場合、買取業者に査定を依頼する方法があります。

ただし、査定を依頼したからといって、家の中にある物をすべて買い取ってもらえるわけではありません。

家具や家電などは、状態や年式、サイズ、需要などによって取り扱いが変わります。

また、物によっては買取ではなく処分が必要になる場合もあります。

そのため、

「家の中の物を全部買い取ってもらう」

という考え方ではなく、

「処分する前に、売却を検討できる物がないか確認する」

という使い方をすると、残置物整理の中でも査定を活用しやすくなります。

空き家の残置物は「価値」と「処分」を分けて考える

空き家に残された物を整理するとき、すべてを「残す」か「捨てる」かで考える必要はありません。

大切なのは、それぞれの物について行き先を考えることです。

「家族が残す物」
「誰かに譲る物」
「売却を検討する物」
「処分する物」

に分けていけば、家財整理の全体像も見えやすくなります。

特に、価値が分からない物については、処分する前に確認しておくことが大切です。

当店では、空き家に残された家具や家電、古いカメラ、時計、楽器、工具、コレクションなどについて、出張査定を行っています。

もちろん、すべての残置物が買取対象になるわけではありません。

だからこそ、処分を決める前に「これは売却を検討できる物なのか」を確認するという方法があります。

家を売る前に、残置物の行き先を決めておく

空き家の残置物は、家を売ることそのものとは別に考えなければならない問題です。

重要書類や貴重品を確認し、家族が残したい物を分け、そのうえで売却を検討する物と処分する物を整理していきます。

そして、家の売却条件や引き渡し時期などを確認しながら、必要なタイミングまでに整理を進めます。

残置物をただ「邪魔な荷物」と考えるのではなく、一つひとつの物に行き先を決めていく。

それが、空き家を手放す前の家財整理で大切な考え方です。

処分を頼まれたが、買取になった例

  • ローリータンク(貯水タンク):3,000円(2023年9月)
  • 旧日本軍マント:3,000円(2023年1月)
  • EIKO 耐火金庫:2,500円(2026年9月)

おいくらに掲載している当店の買取実績より

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